1秒のスマートな伝言…!「わたしの忘れ物ではないですよ~」

あれこれ

うっかり者の私と違って、几帳面な方はまず忘れ物などなさらない事でしょう。

席を立つ時はいつでも、少し後ろを振り返って確認してからその場を離れる…

忘れ物を防ぐ基本ですね、きっと。

私も意識している時はもちろんできます。(意識していれば誰でも‥ですよね)

でも急いでいたり焦ったり、気持に余裕がない時にやらかしてしまいます。

でも今日は私の失敗談ではありません(笑)

今朝、出会ったスマートな気配りについて。

    

出勤日、駅から7-8分歩いてビルに着くと、まず化粧室に直行します。

毎日同じくらいの時間に利用するのに、混み具合は日によってバラバラ。

今日は4つある個室は全部使用中で、1人待っていました。

「1人なら私も待とうかな」と後ろに並びます。

間もなく個室の1つが空いて、私は先頭になりました。

私の後ろに人が並んでいるのが鏡に映っています。

少しして、1つのドアが開き、若い女性が少し多めの荷物を手に出てきました。

カバンと紙袋に、今朝は雨が降って寒かったので長傘と厚手の上着のように見えます。

こういう時多くの人が振り向いて一瞬個室内をチェックします。

たいていの人はチラリと一瞥してサッと洗面台に向かいます。

たまに熟年のおばさまで、指差し確認、ヨシ!ヨシ!ヨシ!と言う方もいらっしゃいますが…

その女性はもちろんチラリ、サッのイメージですぐ入れ替わる…と思ったらほんの少し違いました。

チラ……リ

ん?と一瞬私は何かを感じ彼女に注意が向いた瞬間にサッと洗面台へ。

私の番です。

入ってすぐ意味がわかりました。

個室内にビニール傘、床に切符のようなものが落ちています。

落とした方は余程急いでいたのでしょうか。

でもその落とし主がさっきの女性ではないことは、チラ……のタメで分かりました。

女性は、自分のものではないという事を一秒ほどの時間で私に伝えてくれたのです。

  

お互い朝の慌ただしい一瞬。

「忘れてませんか?」「私ではありません」

このようなやり取りもできれば避けたいではありませんか。

  

コロナの影響で、人との距離の取り方やマナーについての認識が変わりました。

そんな中、さりげなくごく普通に一瞬で伝えられたメッセージ。

ピクトグラムじゃないけれど、伝え方っておもしろいですね。

  

  

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