大船に乗ってるんだから。

卒婚

気づけば、別居を決行して半年が過ぎていました。

実は先月あたりから、体調がイマイチだったり気分が沈みがちだった私。

1カ月延びてしまった3回目の離婚調停が原因なのは明らかでした。

私にできることは何もない。

なるようになるさ‥

そう思っていたつもりでしたが、潜在意識では違っていたのでしょうか。

急に実家に帰ったことも影響したのでしょうか。

何度も昔の出来事を思い出したり、今までにない夢をみたりするようになりました。

新生活を始めてから、初めての事です。

昨年の10月、28年間の結婚生活に別れを告げ私は家を出ました。

最寄り駅から20分も歩く賃貸の古いマンション。

転勤で引越しは4回経験しましたが、結局そこでの暮らしが一番長いものとなりました。

家族4人で東京に引っ越してきたとき、娘のポッペは中学生、息子のボーは小学生でした。

記憶に残る子ども時代の大半を過ごしたことになるあの家。

そこは、2人にとって決して楽しい舞台ではありませんでした。

そして私には破局へ繋がる年月となりました。

昨年、一足早くポッペが一人暮らしを始めました。

その頃から私も新居探しを始めます。

当初の予定ではボーが大学を卒業するのを見届けてから実行するつもりでした。

でも10月には、また〝結婚した日〟がやってきます。

私には、それはもう耐えられませんでした。

ボーの最後の授業料が引き落とされたら、即決行しよう。

引落し直後の大安吉日。

「決行日はそれしかない」と決めたことだけが焼き付いていました。

  

8月に新居を決めて、少しずつ準備を進めます。

Xデイはボーと共に持てるだけの荷物をもって家を出ました。

その日付は10月の‥あれ?8日‥だったっけ‥

ポッペ
ポッペ

違うよ、ポヨちゃん。

10月4日だったじゃん。

〝天使の日〟って覚えてるもん。

この何気ない言葉に私は泣きそうになりました。

〝天使の日〟

このように私はいつもポッペやボーの優しさに支えられています。

ボーの卒業は1年延びて来春となりました。

計画通りには進まないものですね。

ボーは新たに始めたバイトで得た収入で授業料を支払うと言って、前向きに頑張っています。

そして就活も並行して取り組んでいます。

昨年までの暗中模索していた時期は、なんとか抜け出すことが出来たように感じます。

  

ものごとには最適な時期というものがきっとあるのでしょうね。

ボーのこと然り、私についても然りです。

次回の離婚調停では、結論によって私の状況が左右されることが不安でした。

相手方に話し合う意思があるのかも不明瞭でした。

安心したくて、いろいろと考えては結論を求めてしまうけれど・・・

そうじゃないんですね、たぶん。

そういえば昨年、Xデイまでの間にも似たような時期がありました。

新居が決まるまでだったり、準備がなかなか進まない時期だったり。

  

調停についてはH弁護士に一任しているのです。

大船に乗ったつもりで安心していればいいのに。

考えることをやめて、気持ちが楽になることに目を向ける、それでいいんだと。

またいずれ忙しくなって、イヤでも考えなくちゃいけなくなるんですもんね。

  

  

  

 

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