別居への一歩~部屋から部屋へ‥5メートル、でも永遠のディスタンス

卒婚

今月は私と配偶者がかつて “結婚式を挙げた日” がある月です。

回りくどいですね。

“結婚記念日”と呼ばれる日のことです。

私の場合、そう呼んでいたのは昨年までで、今年から結婚した日になりました。

結婚記念日と呼んでいた年には、俗にいう“25周年”もありました。

ただ25年経ったってだけでしたけれど。

  

配偶者が今年入ってすぐにきっかけを作ってくれたおかげで、私は大きく舵を切ることが出来ました。

これは本当の気持ちです。

私の内側では配偶者について日常的に苛立ったり、毒づいたり、怒りで私自身がメルトダウンしてしまいそうでした。

でも、考えてみればもうそんなことを思う必要はないのです。

共に生きていくわけではないのならば。

  

今年の夏、配偶者の勤務する同じフロアでコロナの陽性者が出ました。

配偶者も濃厚接触者になる可能性があると連絡が入ったのです。

結果がわかるまで2,3日かかると。

ポッペ
ポッペ

ポヨ、ポッペの部屋へおいでよ。ずっといていいよ。

娘のポッペの部屋で私も寝ることにして、布団を運びベットの横に敷きました。

それ以来今日までずっとポッペの部屋にいます。

幸い配偶者は濃厚接触者ではありませんでした。

でも私は戻る気はありません。

考えてみればこれは大きな第一歩でした。

狭いマンションの部屋から部屋へ、5メートルくらい離れただけです。

それでもハッキリとした私の意思表示です。

  

配偶者は何も聞いてきません。

何もなかったようにしています。

以前から自分にとって都合の悪いことは一切自分から動きません。

相手から言われたら初めて反応します。

  

この27年間で家庭を維持するために、心中の怒りを冷静なエネルギーに変え話し合ったことが数回ありました。

今回もまたいつかそういうタイミングが来るとでも思っているのでしょうか。

あるいは無関心なのかもしれません。

どちらにしても、私には好都合です。

自分から相手に真正面に切り出さない限り、妨害されることもないでしょう。

私は、少しずつ着実に身の回りを整理していきます。

身を軽くして、心も軽くして、自由になるのです。

ポッペもボーも、もう十分やったと応援してくれています。

 

今年の “結婚した日” はシフトを入れて、その後美容院の予約も入れましたわ。

   

   

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