配偶者は『モラハラ夫』だった⁉ 今になって気づいた真実の関係。

卒婚

『モラハラ夫』とは‥

夫婦関係において、モラハラの定義に当てはまる行為をする夫…ですね。

夫に限ったことではないそうですが。

「私って『モラハラ被害者』なの?」…と思い始めたのは、今月に入ってからです。

「公私ともに忙しい時期が過ぎたら、離婚相談をしようと思っている」とポッペに話していた時…

ポッペ
ポッペ

モラハラの慰謝料もキチンと要求してね。

ん?モラハラ?…それってDVや暴言とかじゃないの?

私のこれまでの体験は『モラハラ』のイメージとあまりリンクしないように感じます。

ポッペ
ポッペ

本気で言ってる?…根深いワ…だって自分の考えを押し通すために、ポヨの考えも聞かずに「別居だな」って言ってきたんでしょ⁉

そうだけど…そういうのもモラハラになるのかな…

ポッペは「信じられない」というように私をしばらくの間見つめ、おもむろに断言しました。

ポッペ
ポッペ

ポヨは離婚相談をする前に、モラハラについてちゃんと知るべきだよ。

というわけで、モラハラとは何か、私のケースは何にあてはまるかを見てみることにしました。

  

弁護士監修で作成されたサイトを見比べます。

『モラハラは言動や態度で相手に精神的苦痛を与える行為』

その事例となると案外広範囲なのですね。

内容が具体的になるほど、自分との共通点がぼやけてきます。

チェックリストはどうでしょう…「当てはまっている項目もあるような気もする」。

むしろ「ここまで酷くないから、やっぱり違うかも」

  

「なんかピンとこないな…」と思っていた時、「これだ!」と思いました。

【モラハラをしやすいタイプ】【モラハラされやすいタイプ】

  

数少ない家族旅行や外出、日常の見たいTV番組でさえ、子ども達が希望を言うだけで不機嫌になって聞き入れられませんでした。

配偶者が明らかに間違っていても絶対に非を認めず、怒ったり話をすり替えて見下したり。

外面は良いけれど男尊女卑が根深く、父親は敬われて当然と思っていたり。

社会人として認められることに価値があると信じていて、社会経験に乏しい主婦や子どもは完全に見下していました。

若いころ相当モテたり上司に可愛がられたそうです。(本人の弁)

「おれは周りから愛されている」(退職を余儀なくされてから現実を知ったようです)。

配偶者は完全に【モラハラをしやすいタイプ】でした。

付箋がついている分《いろんなこと》がありました

先日、一時期つけていた10年日記を、改めて読み直しました。

1997年から2006年です。

このブログがきっかけになってこの半年余り、過去を振り返る機会が多くありました。

そんなとき、この日記を引っ張り出して、必要そうなところだけ付箋をつけたりもしました。

特に『裏切りシリーズ』を書いていた時は、これが役に立ちます。

記憶だけではなく具体的に思い出そうと、過去の家計簿や通帳などもめくっていました。

《配偶者の裏切り》こんなことを私の夫がするなんて‥私のとるべき道は?
結婚当初共働きで、妊娠7ヶ月まで働いて退職、専業主婦になりました。もう25年も前の出来事ですが、その時の気持ちまでこんなにも鮮明に浮かんできます。私は配偶者の言葉を信じ、山内一豊の妻にでもなったような気持ちでいたのです。「私たちの絆は強まった」と‥

  

子ども達が成長していく記録や、その時々の私の気持ちはどれも愛おしいものです。

幼い子ども達にも言葉には表せないこころの葛藤があることを改めて感じます。

その合間には、当時一人暮らしだった実母(C子さん)のことも。

暴言や自己中心的な言動に対する怒り、ご近所とのトラブルに翻弄される様子も多くありました。

【母が特養に入るまで】番外編①:C子さん/その生い立ち
【一人暮らしの母親と 東京で家族と暮らす 一人娘のドキュメント】ブログを書き始めて約1カ月。ふと“母”を“C子さん”としてみたら私の中でしっくりと落ち着くことに気がつきました。57歳の私よりずっと若かったころのC子さんのことを少し話してみようと思います。
【母が特養に入るまで】(7) ご近所トラブル‥予想だにしない母の行動
【一人暮らしの母親と 東京で家族と暮らす 一人娘のドキュメント】お隣に対する不満は帰省や電話など折々に何年も前からきいていました。母は元々攻撃的な面があり自分の非を絶対に認めません。帰省の際お隣のご主人から苦情を承ったのは思いもよらない内容でした‥

『母親は絶対的立場』と信じ込んでいるC子さん。

私が受け続けた暴力と精神的苦痛は、パワハラでありモラハラそのものだったのです。

そして私の性格も相まって、それが【モラハラされやすいタイプ】の素地を形成していったのかもしれません。

  

日記には配偶者との出来事も書かれています。

「こころが通じ合っていない不安」「言いたいことを言えない自分」「意を決して訴えても響かない言葉」「裏切られた哀しみ」「相談しても仕方ない諦め」…

その繰り返しの合間合間に、「信じたい自分」「頼りになる夫」「この人と結婚してよかった」などの、今から見ると自分を言い聞かせているような鼓舞するような文章もあちこちに見えました。

  

この10年間の日記が終わった後、子ども達は思春期を迎え受験期に入っていきます。

そのころ、こども保険の満期金が振り込まれないなど、発覚したことがありました。

が、配偶者の執行役員への昇格など、とびきり級のお祝い事に重なってうやむやにしてしまいました。

【モラハラを受けやすいタイプ】の典型的な『ことなかれ主義』の発動です。

  

この日記を書き終えた2006年、15年後の自分が新しい人生を目指しているなど…夢にも思わなかったことでしょう。

逆に言えばこの後まだ15年間も家族として、夫婦として、不信に目をつぶったまま『普通の家庭』作りに没頭していたのです。信じたい思いを希望にして…

  

よくぞここまで頑張ってきました。

自分で自分をほめてあげます(笑)

足掛け28年の結婚生活は『離婚』というゴールに向かって時を刻んでいました。

モラハラ夫を今度こそ同じゴールに導くためには、専門家の力が必要だと改めて強く感じたのでした。

  

    

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