《 離婚裁判 》二転三転する相手方

卒婚

昨年の冬ごろから、相手方の担当弁護士は本人と連絡が取れない状態になっていました。

そのために裁判の進捗が滞るなど多大な迷惑を被ってきました。

熟年夫婦が離婚できるか否か。

争点は被告の金銭問題とモラハラ。

世の中にある離婚案件の中でも、最もシンプルな部類ではないでしょうか。

離婚係争中の相手方と代理人が連絡をとれない状態に
相手方の弁護士が相手方本人に連絡をとれない‥この先どうなってしまうのでしょう?遅々として進まない裁判。この調子ではいつまでかかるかわかりません。ムダな争いと時間の浪費を避けるために、争点は涙を呑んで金銭問題に絞っているのに。

例えば莫大な財産分与が絡むとかなら裁判にもなるでしょう。

そのように込み入った案件ではないんです。

協議が無理でも調停で十分解決できるものを裁判まで持ち込んで、その挙げ句にダラダラと引き延ばすような。

相手方は確かに健康な状態ではありません。

でも少なくとも裁判に関心があれば、担当の弁護士からの連絡を無視するなどあり得ません。

ポッペ
ポッペ

それって鬱なんじゃないの?

まさしくそうかもしれません。

このまま相手方弁護士が本人と連絡を取れない状態が続いたら‥?

私の陳述書が裁判所に提出されて暫くしたころ、H弁護士から連絡が入りました。

H弁護士
H弁護士

添付の通り、相手方代理人より辞任届が送られてきましたので、ご確認ください。

添付されたPDFは、相手方弁護士が裁判所に提出した辞任届の写しでした。

実は、次回期日は尋問が行われる予定だったのです。

原告、被告双方が裁判官の前で双方の弁護士から尋問される、アレです。

でも被告の弁護士が本人と連絡を取れないままなので、尋問を受けるのは原告の私のみ。

そして被告側弁護士が辞任することとなれば、H弁護士が私に尋問するだけとなったのです。

H弁護士
H弁護士

今後相手方が期日に出頭しないまま弁論終結(主張・立証が終了)となる可能性が高く、離婚の成立はほぼ確実となったと思います。

この連絡がどれほど嬉しかったでしょう!

早速その知らせを娘と息子に共有しました。

ところが喜んだのも束の間、翌週に再びH弁護士から連絡が入ります。

H弁護士
H弁護士

相手方代理人が相手方本人と連絡がついたとのことで、委任関係が復活しました。

なんということでしょう‥

ゲームじゃあるまいし、そんなに簡単に復活するなんて。

結局、次回の期日は私だけ尋問され、相手方の尋問はそれ以降にということになったわけです。

ここでも1回で済むところを‥

相手方弁護士は本人にも辞任する旨の文書を送付したはずですので、それを見てさすがに自分から連絡をしたのかもしれません。

いずれにしても私は一度喜んでしまっただけに、ガッカリです。

久しぶりに気分が落ち込んでしまいました。

  

  

  

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