今、ひとつだけ心配なこと。

このところずっと、見て見ぬふりをしているけれど。

じつは息子ボーの就職が、まだ決まっていないのです。

もう、年末。

なんなら夏前にも今年度の内定は決定していたりするんですよね。

企業はとっくに来年の就職に向けて準備を進めていることでしょう。

　　

先月、大学の学生課が23年卒の学生向けに、企業の説明会を開催してくれたらしいけれど、、、

面接がうまくいかないようです。

コミュニケーション能力が尊ばれる時代に、マッチしていない哀しさ。

私の前では明るくしているけれど、折れそうな気持をどうにか踏ん張っているようです。

一方で切り替えが早いので、休みの日など一見のんびりしているように見えてしまいます。

個室のない１DK住まいは、お互いに隠れようがないですからね😓

少し前に見かねてひとこと言ってしまいました。

　　

先日、満月の日がありましたね。

たまたま２人で買物から帰った時、玄関で振り返ると月が上り始めたタイミングでした。

反射的に私は月に向かってお祈りをします。

玄関ドアのカギを開けているボーにもお祈りするように言ってみました。

「え～～？（面倒くさい）」と言われるかなと思ったけれど意外にも素直にこちらを向きました。

そう言いながらドアを開けます。

その言葉は、ボーの気持ちのすべてを現しているようでした。

そうです、母親にできることは何もないのでした。

時代も、環境も、就活そのものも違いすぎて知らないことだらけです。

受験のときのように応援することも、今では邪魔なだけ。

一緒に住んでいるから目にしてしまうけれど、もう大人ですもんね。

「必要なものは与えられる」

私は改めて自分自身にそう言い聞かせました。

正直とても心配だけど、自分の生きる道は自分で見つけるしかない、ですよね。

　　

　　

　　

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