「実家の空き店舗をお貸しする」
これ、思ってた以上に大変で。
実家とはいえ、知らないこと結構あるものなんですね。
使わなくなった家具をお譲りする‥てなわけにはいかないんですね。
ちょっと違いますが(笑)
まずは良かったこと。
店舗は10年くらい空家だったのに、ありがたいことに内装はそのままイケる状態でした。
前の借主の方がキッチリ原状回復してくださったこと、本当に感謝です。
日当たりだけは良くてカビが出なかったのも助かりました。
つぎに知らなかったこと。
母屋とは数メートルほど離れた別棟なのですが‥
店舗の水道も下水も独立していなくて、母屋と繋がっていたのです。
つまり水道メーターは1つ、契約者は1人というわけです。
以前お貸ししていた時、母屋に住んでいたC子さんは店舗の分をどうしていたんでしょう?
賃料に含まれていたのでしょうか‥
今は認知症で特養に入ってしまったC子さん。知るすべはありません。
今は誰も住んでいない母屋。
メーターが1つでも不都合は無いようにも思えます。
とはいえ私がたまに帰省した時には、母屋で手も洗えばトイレも使用するでしょう。
今後のことを考えても、賃貸契約の前に母屋と店舗を分けた方がよいのでは‥?
ここは思い切って、店舗用の水道メーターを新しく取り付けることに決めました。
メーターの新設とその工事‥想定外の出費です。
「水道メーターを新設したいのですが‥」
市役所に聞いてみると、市の指定業者を通じて申請するとのこと。
図面を描いてもらって、申請して許可が下りたらと案外時間がかかりそうです。
指定業者の一覧に、実家を建てた当時お世話になった「Y設備」を見つけました。
特徴のある屋号と、古い水道工事一式の領収書と図面が残っていたのをおぼえていました。
全く初めてのところより、ご縁のあったところでと早速電話します。
なんと電話口の年配の女性は、かつての亡父の屋号で思い出してくださいました。
事情を説明して、取付前に現場の下見をすることになりました。
工事となれば電気が必要ですが、いま店舗の電気メーターは取り外されています。
電力会社へ連絡したいところですが、確か壁にはつる草が絡みついていました。
あれではメーターを取り付けることもままなりません。
ほぼジャングルになっている庭も、お貸しするまでには何とかしようと思っていました。
ただ水道工事と同時期の出費は‥想定外です。
C子さんが施設に入る前、落ち葉の処理でご近所トラブルになったことがあって。
そのとき掃除をお願いした業者さんに、今回も連絡してみました。
同じ担当者の方になるかは未定ですが、こちらも下見の予約ができました。
今週末、裁判所の面談のために帰省します。
離婚がらみではありません。(笑)
C子さんの成年後見人申立ての面談です。
本人(C子さん)の住所を管轄する家庭裁判所に出向くのです。
管轄とはいえ裁判所と実家は路線がちがっていて‥(泣き)
当日は裁判所の面談のあと、実家までdoor-to-doorで2時間弱。
水道の指定業者さんと庭の清掃業者さんに下見してもらってから帰京するという段取りです。
朝から夜までとってもハードなスケジュール‥
でもせっかく帰省するのです。できるだけ予定を詰め込みました。
成年後見人が決まったら、賃貸契約についても動き出せます。
面談からどれだけ日にちがかかるのか‥気になるところです。
借りてくださる方の事業申請に間に合わせなければなりません。
なんだかんだとギリギリのロードマップとなりそうです。
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