昨年来、職場近くの歯医者さんに通っています。
目下の懸案は歯周病になってしまった左の奥歯です。
歯周病だなんて‥ちゃんとみがいていたつもりだったのに‥
左のいちばん奥、上下ともに歯周病で歯の根っこが短くなってぐらついているのです。
とくに上の歯は自分でつまんで揺らしてみると、ハッキリ感じるほどになってしまいました。
歯周病が進んでくると、歯の根っこがどんどん短くなって最後には抜けてしまうそうですね。
一度短くなってしまった根っこを元に戻すことはできないので、それ以上症状が進まないよう手入れを続けるしかないそうです。
治ることはない‥ちょっとショックです。
それと同じくらいショックなのが、左下いちばん奥の歯の『高さ』。
この歯は昨年虫歯になって、他の歯医者さんで治療してもらっていました。
神経を抜いて通院は終わったのに、その後も時々痛みを感じることがあって…
半年ほど様子を見ましたがセカンドオピニオン的に診てもらおうと、今の歯医者さんを訪ねたのです。
結論としては、神経を抜いても疼きのような感覚を感じることはあるのだそうです。
ここまで歯が小さくなっていると感じやすいかもしれませんね
‥ここまで小さい‥？
その後に歯のお掃除をしていただいた歯科衛生士さんにも、この歯に被せものをしてあること自体を感心されたほどでした。
これは‥上手く被せてありますね
家に帰って改めて自分の口の中を見てみます。
一見したところ下の奥歯だけ小さいとは思えません。
嚙合わせる部分の面積は広く、左右どちらとも立派な奥歯です。
でも歯の側面にフォーカスすると、他の歯に比べて左下の奥歯だけ異様に高さがないのです。
歯ぐきからほんの２ミリほど、歯に被せた銀色の部分が見えているだけ。
これ以外の奥歯はちゃんと歯らしい形をしているのに‥
嚙合わせる部分は横並びで凸凹はありません。
なのに、歯ぐきから出ている歯の側面の高さは全然違う‥
テッペンが真っ平と言っても良いような被せものをのっけて、歯ぐきの中にめり込むように生えている左下の奥歯。
どうして今まで気づかなかったのでしょう？
歯医者さんで診てもらった後は、何度も洗面所の鏡に向かって「あ～～～～」と大きく口を開けて見ていたのに‥
改めて自分の奥歯を観察しようと見てみます。
すると家の洗面所の照明が薄暗くて、一番奥の歯だけ影になって見えにくいことが分かりました。
前はどちらかというと、「あ～～～～」と口を開けて、歯を指でトントンして「やっぱりイタイ」と確かめて終わっていました。
こうしてしげしげと眺めてみると、左下の奥歯だけが象の歯のようにすり減っていることがよくわかります。
私の利き歯は左側なのでいつも咀嚼するとき左側に食べ物が集まっています。
そのせいなのかな‥
先生によると半分当たっているらしいです。
寝る時ずいぶん歯を食いしばっているようですね。歯ぎしりもしているかもしれません。それですり減ってしまったようですね。
歯を食いしばってみると‥左側に力が入っている！
いつの間にこんなになってしまったんでしょう？
考えられる原因は１つしかありません。
配偶者は結婚当初から、眠るときものすごい大きなイビキやら《変な音》を出します。爆音です。
イビキに悩まされている方はお判りでしょう、笑い事ではないのです。
あれだけ大きな音を出していながら、張本人は全く目を覚まさないなんて！
「うるさくて眠れない、本当に迷惑している」と言っても、本人の自覚がありません。
自分が眠れているのでこちらの困窮は理解できないのです。
昨年２週間ほど検査入院して帰ってきたとき、同じ部屋の人たちが２－３日で出ていくと言っていました。
これが原因じゃないの？
これまで転勤の先々で一度も離れた部屋で寝ることが出来ませんでした。
そうすると人間は適応しようとするのですね。
無意識にも心頭を滅却して「聞こえない‥聞こえない‥」と眠ろうとしていた私の身体。
哀しいかな修行僧のような崇高さには程遠い、致し方なく滅却している凡人です。
そのひずみが可哀そうな左下奥歯に集中してしまったんですね‥
昨年このコロナで配偶者の同僚に感染者が出たことがありまして。
もしかしたら配偶者も濃厚接触者になるかもという事態になりました。
「結果がわかるまで自宅待機、家族ともできるだけ接触をさけるように」となったのです。
それをきっかけに、私は娘のポッペのベッドの横にお布団を敷いて寝ています。
ポヨ、ずっとここで寝なよ。前から言おうと思ってたんだよ。
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