今年初めての投稿が、なんとも情けないタイトルになりました。
元はといえば昨年夏、職場の管理者トップ３が、相次いで辞めていったことが始まりです。
その元凶であり、大迷惑で意味不明だったZさんも、それを見届けるかのように自ら去っていきました。
そして私たちのチームは経験のある指導者を一度に失い、空中分解寸前になったのです。
残された管理者は残業に次ぐ残業、誰が病気になってもおかしくないという異常事態でした。
そこで苦肉の策とでもいうように、急遽一般ピーポーから管理者の見習いを養成しようということになりました。
若い層から２人と、同僚Ｍさん、よりによって私がターゲットに。
Ｍさんも私も、定時になったら風のように帰宅することを至上命題にしています。
最初はMさんと「とんでもないよね！」と言っていたものの、同年代のＩさんを始め少ない人数で奮闘されている管理者の様子を見てきた私達。
そのＩさんが「残業しなくていいし、お昼休憩も時間通り取ってもらっていいから‥」と弱々しく仰るのです。
状況がひっ迫していることは明らかで、Ｉさんの言葉を跳ね返すことができません。
「この状態で繁忙期は乗り越えられないね」と二人とも追い詰められるように引き受けることになったのです。
Mさんは人事担当者と面談したときに条件を付けました。
繁忙期が終わる３月末に考え直す可能性を残してください
さすが論理的なMさん、手落ちがありません。
そして翌日から生活は一変しました。
見習いとはいえ当然ながら覚えることは山ほどあり、なかなか身につかないストレスで悶々とする日が続きます。
残業もゼロというわけにもいかず、次第に今までにない残業時間となっていきました。
会社もこれでは立ち行かないと分かったのか、しばらくすると別部門から正規の管理者が一人また一人と３名赴任してきました。
立場は違えど合わせて７名、見習いだらけです。
中でも出来の悪いヒヨコが１羽、いつまでも親鳥の手を煩わせ、心苦しさも募るばかり。
そんな日々が続いた師走のある日、
ポヨさん、実は私、この前の健康診断で2キロ痩せてたのよ
え⁈ 私もそう！ 2キロ！
私は届いたばかりの人間ドックの結果にもストレスの爪痕が‥。
〝要経過観察〟が３つも増えるし
なかなか眠れないし‥
私もずっと眠れない日が続いているのよ！
ふたりで「同じだったのね～」と慰めあうというか愚痴りあうというか。
２～３時間しか眠れず、耳鳴りが止まず、ストレスで皮膚炎になって…休日は疲れを癒すだけの状態がずっと続くなんて。
その日私は家に帰ると、急に馬鹿らしくなってきました。
もうこんなのイヤ、無理！
３月で見習いやめよ
管理者の人数も増えたし
翌日、私は自分の体調が不安なのを理由に、繁忙期が終わったら管理者見習いをやめようと思っていることをMさんに話しました。
決めたんだ‥！
私、どうしようかな‥
少し考えるね
そしてＭさんも翌日にはスッキリした顔で、「私も３月でやめると言うわ」と言っていました。
私は年末にＩさん達に報告、人事担当者にも面談してもらい「見習いは３月まで」と確約を得ました。
Ｍさんは担当者とスケジュールが合わず、面談は新年に持ち越しとなります。
年が明けると、私達の職場は正月の間にシステムが大幅に変わっていました。
管理者も不慣れで、不具合も頻発、その都度対応方法が変わっていき、走りながら着替えをしているようなメチャクチャな仕事始めとなりました。
その後遺症は今なお続いていて、シフトの都合で久しぶりに顔を合わせたＭさんがとても疲れているように見えます。
あれからまた痩せちゃったのよ
この３ヶ月、全然眠れないの
怒りで！
怒りだったんだ‥
緻密なＭさんは着実に仕事を覚えて、私とは全くタイプが違うとわかっていたけれど。
私は自分の大きなミスや、覚えの悪さにホトホト嫌気がさして悶々と眠れなかったのです。
でもやめると決心したらスッキリしてしまって。
「３月で終わりだ！」と気分も晴れて、1キロ回復してしまったほどです。
論理的で効率を重んじるＭさんには、仕事始めの混乱も許しがたいことだったのかもしれません。
まだ面談の日程が決まっていないのも影響しているかも。
繁忙期に向けて新人さんが入ってくる時期、なんとか乗り越えていけるよう祈るばかりです。
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