別居まで、あと4日。で思うこと。

卒婚

今日は引越し荷物を受け取る日でした。

新居に向かう前にブログをアップしたばかりなのに、夜になってまた書いています。

あのときには書けていなかったのですが、実は今日配偶者が家に居たのです!

在宅勤務です!

いつもなら金曜日がほとんどで、木曜日はめったになかったのですが‥

新居に行く前に、TVボードの中に大事な物が残っていないか点検するつもりだったのに。

  

配偶者は、通勤に時間がかかるのと混雑を避けたいという理由でいつも早く家を出ます。

私が起きるより早い6時前に家を出るのです。

でも今朝、何か予感がして目が覚めました。

まだ家に居る‥?現場に直行の日かな‥それでゆっくり出勤するのかも

手探りでスマホを探して時間を見ます‥6時50分。

私はまた布団をかぶりました。

8時半ごろ、配偶者がゴミ出しをするガサゴソという音で再び覚醒。

<ゴミ出ししてそのまま出勤>

その願いもむなしく、すぐ戻ってきました。

こうなると在宅決定です。

  

9時になってダイニングに行くと、すでにテーブルに資料を広げて占拠しています。

私が文句を言うのでTVはつけていませんでした。

もっとも私が出勤の日は、一日中TVをつけているそうです。

休日ならば、朝っぱらから時代劇や刑事コロンボなんかを観るのです。

  

休日の朝、ゆったりコーヒー飲みながらくつろぎたかったのに‥

ダイニングで、ベランダから入る光や風を感じながらコーヒーを飲みたかったんです。

こんなんじゃ、さっさと洗濯して部屋へ直行です!

  

娘のポッペの部屋だった個室が、今は私の寝室です。

ポッペが置いていった学習机。

一昨日までは荷物が山積みだったけれど、今は机らしくなっています。

それを今朝はテーブル代わりにしました。

築30年くらいのマンション。すき間が多いのか、しばらく網戸にしているとクモがはいってきてしまいます。

北向きなので薄暗いけれど、気持ちの良い風が入ってきます。

窓は廊下に面していて、すぐ前が階段室。

突然、階下の話し声がビックリするほど響いてきました。

声の主が階段を降りて外に出ていくのが分かります。

ふと目の前の窓にかかっている窓格子が目に留まりました。

ポッペ
ポッペ

なんか、北向きだしさ、鉄格子みたいに感じていたよ。

そう言っていたっけ。

ティーンのころから、いいえもっともっと幼いころから時折じっと何かを考えていたポッペ。

窓格子は家庭の閉そく感を象徴しているようだったのかもしれません。

その頃も今も、家族のありように全く関心を示してこなかった配偶者。

この段階になっても、自分の身の回りで何が起こっているのか全く気づいていないのです。

もちろん今日、私が何のために外出したのかということも。

どのダンボールも衣装ケースも持ったら腰、やられます。運んでくださった若い男性2名、とても丁寧な仕事ぶりに感謝です。

新居には、私と息子(ボー)の荷物が届きました。

単身パックのようなお手軽な引越しです。

大人2人の荷物とは思えないですね。

ボーのことはわかりませんが、私にはこれが案外良かったかも。

本当に好きな物、本当に大切な物、これからも一緒に居たい物。

それらを感じ選んでいく過程は、いつのまにか本来の私自身を自覚していくことに繋がったようです。

 

今の住まいには丸14年住みました。

結婚生活のキッチリ半分です。

それがあと4日で、住まいにも結婚生活にも別れを告げるんですね。

  

この間ふと、何も気づかないでいる配偶者を気の毒に感じたこともありました。

私には新しい人生があるけれど、この人はこうやってただ年老いていくような気がする‥

ポッペ
ポッペ

でもそれは、ポヨが新しい生活を手に入れたから思えることでしょ。

この先ずっと一緒に居なきゃいけなかったらそんな気になれないよ。

本当にそうですね。

配偶者としてではなく、ひとりの他人の人生として見ることが出来たから感じること。

これから離婚に向けて争っていく段階になったら、また心情も変わるでしょうね。

今は何も気づかず知ろうともしない姿に、これがすべてを物語っていると納得するのでした。

  

  

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