だんだん腹が立ってきました

卒婚

H弁護士は訴訟提起の準備に入りました。

そうです、とうとう〝裁判沙汰〟です。

統計的に見ると調停が成立しないのは全体の1割だとか。

ほとんど成立しているじゃありませんか。

それも親権を争うとか、莫大な資産の持ち分を争うというなら分かります。

複雑な事情や、どうしても譲れない大切なものを守るために。

    

ところが私の場合はどうでしょう。

私が争ってでも勝ち取りたいものは〝離婚〟これだけです。 

もう既に別居していることはポイントになります。とはいえ、まだ1年。

26年間も結婚生活を続けた場合、離婚の理由にできる別居期間は5~7年と言われているのです。

もちろん今後別居を解消することなど100%ありません。

裁判では離婚を決意するに至った理由をH弁護士に主張してもらいます。

相手方も反論するでしょう。

裁判官は双方の主張にどのような結論を下すでしょうか。

もし離婚が認められなかったとしたら…。

  

それでも私は絶対に別居を解消しないのです。

そうやって法律上離婚が認められるだけの別居期間を確保したら、必ず再び訴訟提起し離婚を勝ち取る覚悟なのです。

要するに遠回りすることになったとしても行先は1つしかないんです。

お前はもう詰んでいる…

資産もなく引くほどケチなら、こういうところで節約すればよいものを。

裁判になれば今までよりも更にお金がかかるってこと本当にわかっているんでしょうか?

先日H弁護士から〝訴訟移行に伴う着手金〟の請求についてメールが届きました。

金額は常識的なものです。

でも調停が成立していれば発生しなかった費用なのに。

  

行きつく先は離婚にしかならないのに、長引かせてお金をかける意味などないはずです。

どうしてそれが分からないんでしょう!

この際、慰謝料でも何でも目一杯ふんだくってやろうかしら!

H弁護士
H弁護士

裁判という形であっても繋がっていたい、という事かもしれませんね。

いったい、そんな形で繋がって何がおもしろいんでしょう。

家族に執着しているように聞こえますが、もともと希薄な関係だったではありませんか。

そんなに繋がりたいなら家族でいる間にもっと繋がれば良かったのです。

四半世紀も私や子ども達をぞんざいに扱っておいて。

娘のポッペや息子のボーが風邪をひいて熱が出たとき「移さんといてくれよ」と真顔で言ったことなど覚えていないのでしょうね。

  

調停中に「突然家を出ていった」「寝耳に水だ」とは聞きました。

でも「なぜ出ていったのか理由を知りたい」と言われたことは一度もありません。

相手方は以前から、私や子ども達のことなど興味が無いのです。

それだけではなく本人自身の内面すら向きあって来たとは思えません。

「自分のこれからはどうなるんだ」という不安、相手方の頭の中はそれだけなのでしょう。

イヤなことは考えない、やりたくないことは可能な限り先延ばしにする、私とは正反対の生き方です。

「年金分割のための情報提供請求書」を作成して提出します。「ねんきん定期便」が役に立ちました。

H弁護士から必要な書類を手配するよう知らせが届きました。

年金分割を請求するための第一段階として、年金事務所へ出向いていろいろ教えていただきました。

必要な書類を作成してもらうためには情報提供請求書と戸籍謄本が必要だそうです。

戸籍謄本は本籍地(相手方の実家がある地方)の役所に郵送で申し込まなければなりません。

コンビニに走ってPDFを印刷したり‥。

 

そんなことをしている間に夕方になってしまいました。

休日が終わっちゃったじゃん!

あ~~ムカつく!

  

  

  

  

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