ビギナーズラックでした!
木曽駒ケ岳(2956m)は中央アルプス(木曽山脈)の最高峰。
上級者のみ許される聖域と思いきや「初級者でも登れる数少ないアルプスの山のひとつ」だとか。
なんとロープウェイで標高2611mまで運んでもらえるのです。
ただ、いきなり高いところに来てすぐ登り始めると、高山病になる場合もあるそうです。

千畳敷駅登山口から山頂まで岩場が続きます。
最初の上りが急で、酸素も薄いためすぐに疲れて心臓がバクバクします。
少し登っては休むキツイ行程が1時間半ほど続いていました。
やっと、あと少しで山頂というあたりに来たとき、降りてくる方から声をかけられました。

こんにちは~
あと少し登るとご褒美が待ってますよ
ライチョウの家族がいるんです
ヘコタレそうだった体に力が甦ります。
上を見ると確かに十数人の登山者が取り囲むようなエリアが見えました。
一気にそこまで登っていくと、いました。
その距離数メートルという近さです。
幼鳥らしい小柄な5~6羽が、低木の中で見え隠れしています。

何かついばみながら親鳥らしい1羽の後についてゆっくり移動していきます。
人間たちはその傍らにたたずんで静かに撮ったり小声で話しながら見守るのみ。
ほんの10分ほどのできごとでした。

昨年秋、登山初級者の娘は友人とこの山に登って山頂からの美しい景色に感動したそうです。
ぜひ夏にも登りたいと私(初心者)を誘ってくれました。
「初級者」≠「初心者」です。
いきなりは無理なので、4月にまず高尾山、6月に尾瀬を経験して本命の木曽駒ケ岳に挑戦することにしました。

ポヨにもあの景色を見てほしい
ライチョウも見てみたいな
2000m以上の山に生息するライチョウ。
ベテランの登山者でも中々出会えないそうです。
初めての本格登山で幼鳥のクックッと鳴く小さくて可愛い声も聞くことができました。
なんという幸運、なんという奇跡。
残された手振れ全開のビデオが興奮を物語っています。

山頂の景色はガスが広がって、すき間からふもとの町が少し見えました。
登山は3回目の自分がこの高さに来られるなんて不思議な気分です。
初級者が挑戦できるのは低山、上級者になるにつれて高くなるのだとばかり思っていました。

高山でも初級者コースに指定されたルートを行けば、むしろ安心なのですね。
1000mにも満たないような有名でない山が、かえって遭難の危険があると聞きます。
登山者が少ないと、標識など正式な登山ルートが分かりにくく迷ってしまうのだそうです。


今回の登山は何もかもがレベチでした。
帰るころには、疲労で膝から下がパンパンに腫れて固くなってしまいました。
下山後4日経っても元に戻らなかったほどです。
体力や筋力が足りないのですね、きっと。
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