ケアマネさんが近隣のグループホームを調べてくださり、どこも入所待ちの方が数名以上いらっしゃることがわかりました。
また費用面で高額になることもわかり、申込だけしておいても実際に利用できるか疑問でした。
グループホームは民間施設(介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅・グループホーム)の中で月額使用料の高い方ではありません。
それでも毎月の年金額の2~3倍の費用が必要です。
民間施設はどこも認知症を受け入れ可能とはいえ、当然のことながら要介護度や緊急性の高い方が優先されます。
要介護度1のC子さんに順番が回ってくるのはいつになるか見当もつきません。
公的施設(ケアハウス・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院 or 介護療養型医療施設)のケアハウスには一般型と介護型があります。
C子さんの場合は介護型が当てはまりますが、近隣には1施設しかなく初期費用がかなり高額な上に待機者も大勢でした。
特別養護老人ホームは費用面で一番リーズナブルですが、要介護3以上が対象です。
介護老人保健施設は、退院後に数カ月ほど滞在する施設のため C子さんの場合対象外です。
介護医療院(介護療養型医療施設)は特に医療ニーズに対応しているため、もとよりC子さんは対象外です。
これでは迷路のようで、当てはまる施設にたどり着けないかもと思えてしまいます。
ただボーダーラインなどは施設によって若干基準が異ったり、同じ施設でも問い合わせるタイミングによって事情が変わることもあるようです。
なので、これから少しずつ近隣の施設の資料を集めて問い合わせしていくことにしました。
梅雨を迎え蒸し暑い日が続いたころ、ケアマネさんからショートメッセージが届きました。
実家の居間にあるエアコンはカーテンレールの上に設置されていて、コンセントは天井近くの壁に着いています。
C子さんの身長は147センチしかないので、何かの上に乗らなければできる事ではありません。
食卓の椅子を移動させ上に乗っただけでは届かないはずです。
椅子の上に何かを乗せ、そこへ乗ってようやく手が届く高さです。
何を乗せたのか?
それらしいものは何も見当たらないとヘルパーさんは首をかしげているそうです。
なぜそこまでして?
昼間家の中にいるときにC子さんはいつも居間の食卓か、TVの前のリクライニングチェアで過ごし、夜は2階の寝室で眠ります。
その時に習慣で1階のエアコンを切ろうとしてリモコンが無く、コンセントからコードを抜いてしまったのではないかと思います。
確かに誰もいない部屋のエアコンをリモコンが無いからつけたままでいいや、とはならないかもしれません。
逆にエアコンがついたままだから、1階の床に布団を敷いて寝ようとも思わなかったようです。
それにしても稼働中のエアコンを止めるのに、コンセントを引っこ抜くというところは、いかにもC子さんらしいやり方です。
エアコンはつけていないと命にかかわりますし、高いところから落ちたら怪我では済まないこともありますので、電気屋さんに相談してみることにしました。
電気屋さんは、寝室と居間のエアコンは同じリモコンが使えると教えてくれました。
そのことをヘルパーさんからC子さんに何度も伝えてもらったようですが、そのたびに
どっちのエアコンもこのリモコンでいいの?
と不思議そうに繰り返し、次の日にはコンセントごと抜いてあるそうです。
どうやって抜いているのか…
謎です。
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