『自分のこころのままに生きていけばよい』

あれこれ

休日の朝です。

たいていは8時過ぎに一度目覚めて、うとうとしながらベッドでゴロゴロしています。

気がつくと10時過ぎ。「そろそろ起きるか‥」

ヨタヨタと洗面室まで歩いていって顔を洗うと、やっと目が覚めます。

  

朝イチでレモン果汁を入れたコップ1杯の冷水を一気に飲み干します。

そのあとコーヒーを淹れて飲む。

これがお決まりになっています。

その間は特に音楽をかけるわけでもなく、全くの生活音のみです。

「静かな朝」

いまの私にはとても居心地が良いのです。

大好きなパン屋さんのオレンジピールが入ったパンです。まだコースターが無くてティッシュを敷いています。

しばらくすると息子のボーも起きてきて、一緒にコーヒーを飲んだりします。

この生活になって、ボーとの距離が近くなりました。

考えてみればそれは必然かも。

お互い個室がなく、言ってみれば〝ルームシェア風の合宿生活〟のようなもの。

逃げ場はありません(笑)

私と息子、別々の世帯になったらしいです。
新しい住まいで始まった、私と息子(ボー)との生活。1DKを大人2人でルームシェアです。そんなこと、できるの⁉(笑)今回、転出届を出す時ちょっと失敗してしまって。私とボーはそれぞれに転出証明書を発行してもらい、転入手続きも別々になりました。

ブランチにパンを焼いている間、ボーが私の顔を見ながらしみじみ言いました。

毎日、楽しそうでとても嬉しいよ。それが一番だよ。

よかったね、ほんとうに。

そのときのボーの顔が、とても優しい笑顔に満ちていて逆にハッとしたほどです。

以前、娘のポッペから言われたことを思い出しました。

ポッペ
ポッペ

これまでポヨはずっと、いつもいつも必死だったよね。

子どもの頃から母親の必死な姿を見て育ったって感じ。

今や多様性の時代。〝幸せな家庭を築きたい〟という思いや、その理想像は様々です。

そしてその在り方も、形も、本当に様々。

私の場合はその切実な思いとは裏腹に、それが切実であればあるほど〝必死さ〟だけが空回りしていたのかもしれません。

  

1人暮らしをしているポッペと、最近は毎晩のようにFace Timeで話します。

その日にあった出来事や他愛のないことを話して、笑ったり毒を吐いたりしています。

最近そこに小さく映る私が、イメージの自分よりずっと年をとったように感じました。

この2年走り抜けて、かなりの負荷がかかったのかもしれません。

なんか急に老けた気がする (^_^;)

シワ、ヤバイ~

先月ヘアスタイルを一新して、身辺をザワつかせたのは目くらましだったのでしょうか?

顔だけでなく、顎周りや首のライン、デコルテの張りなど明らかに前とは違います。

  

でもこれは負け惜しみではなく(笑)私は今の自分の顔がこれまでで一番好きです。

自分でもわかるほど、穏やかな笑顔になっているから。

新しい生活が始まったころは、色々なことがありがたくて一日中感謝ばかりしていました。

そんな私の様子を、ポッペとボーがとても喜んでくれていることにも。

最近ではようやく日常生活も落ち着いてきたけれど、やはり折に触れてそう感じる毎日なのです。

来月には相手方との離婚調停の手続きが待っています。

もしかしたら、つかの間の穏やかな日々となるかもしれません。

でもこの先ずっと、ここで静かに暮らしていけるという安心感が私を強くしています。

「自分のこころのままに生きていけばよい」

ふと頭の中で聞こえたような気がしました。

それは今なら私自身に言ってあげられる、長い間忘れていた大切な言葉でした。

  

  

  

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