お裁縫が苦手です。

あれこれ

この写真、写っているのは息子ボーの就活用に買ったネクタイです。

ネクタイより、シーツのシワが気になるかもですが、そこは笑顔でスルーしてください。

激しく引きちぎられたのが見て取れます。

白いタグも3/4がちぎれています。

なんでこんなことになるんでしょう。

ひっかけるにも程があります。

  

普通の母親なら「しょうがないわね」などと言いながらサッと直してあげられるのでしょうが‥

私はお裁縫が苦手。

できることなら、ボタンつけだってしたくありません。

若いころはこんなんじゃなかったのにな。

家庭科もそこそこ好きだったし、刺繡に凝ったこともあります。 

娘のポッペが幼稚園生くらいの頃までは、これでも母親らしいことをしていたのです。

小さなポシェットを作ったり、小豆を入れた小さなお手玉をつくったり。

全部手縫いです。

子どもの頃、実家にあった足踏みミシンが好きで時々他愛のないものを作ったりしていました。

でも結婚で持参した電動ミシンは、下糸が絡まり易くて、ミシンが嫌いになりました。

  

結婚祝いに友人から贈られた裁縫箱。

そこにはポシェットに付けた可愛いボタンの余りなんかも入れていました。

編み物や裁縫が得意な方に憧れて、布や毛糸を買うのも楽しかったものです。

そんな時代もあったのに。

その裁縫箱もいつのまにか、ふたの金具が取れてしまって押し入れの奥にしまったままでした。

そして私はこま結びすら下手な〝おばあさんおばさん〟になっていたのです。

この家に引っ越すとき、その裁縫箱は持って来ませんでした。

さて、このネクタイです。

直してあげたくても(ウソです)道具がありません。

引っ越す前は、こんな私のニーズを受け止めてくれる小さなお店がスーパーの一角にありました。

いつも応対してくれたのは、私より少し年配の優しそうな静かな女性でした。

この引越で、そのお店とお別れしたことは本当に残念です。

  

ここでもそういうお店、見つけたいな‥とは思っていました。

でもそんな悠長なことを言っている場合ではありません。

ボーはまだ就活を頑張っていて、16日に面接があるのです。

ネットで調べると案外それらしいお店が点在していて、選択肢がありました。

駅に近いところでレビューの良かった2店舗をピックアップ。

早速買い物ついでに行ってみました。 

どちらも駅前から伸びる商店街の通りにありました。

より駅に近い方は、靴やカバンの修理も手掛けるクラフト的なお店。

店先で若い男性がエプロンをつけて靴の修理をしています。

なんか‥違う。

つぎに行ってみます。

  

商店街の中、奥まったところにそのお店はありました。

手前にはハンガーラックにたくさんの洋服たちが並んでいます。

積み重ねた洋服の向こうで、若い女性が二人、一心不乱に作業をしています。

ふたりともモード系の個性的な印象です。

おそるおそる声をかけてみると、案外優しく対応してくださいました。

すみません、簡単なお直しでよいのですが‥

ネクタイのここのところです。お願いできますか?

大丈夫ですよ。仕上がりは1週間後、500円ですね。

お急ぎなら料金1.5倍で今日でもできますよ。750円です。

1週間後では面接の前日です。

あまりギリギリでも心配なので急ぎでお願いしました。

  

よい歳をしてこんな事もできないの恥ずかしいな~と一瞬思いました。

でも、苦手なんだからしょうがないですね。

苦労してやったところで、出来栄えは知れています。

もう、そういう努力はしないことにしました。

できない事はプロの方にお願いして、明日のランチはお弁当もって行こ!

これで万事オッケーです(笑)

  

  

  

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