実家の家具がカビだらけ‥(泣)それでもよかったと思えたのは‥

あれこれ

先日久しぶりに帰省しました。

まず道路から見た実家の様子に愕然。

庭がまるでジャングルです。

母屋の壁づたいにツル植物が伸びています。

家の周りには落ち葉が吹き溜まりになって腐葉土と化しています。

その上に木の根っこがかぶさって、水道栓も行方不明です‥

  

外の様子がすごかっただけに、身構えて玄関のかぎを開けます。

意外にも半年前と変わりなく、慣れ親しんだ「実家のにおい」がすることに少し驚きました。

誰も住まなくなって、服も布団もカーペットすら処分して、家具だけになった家なのに‥

なんだか少し物悲しく感じました。

    

パッと見は前回来た時とあまり変わった様子はありません。

前回と言えば、昨年秋、この母屋全体の整理をした時です。

むしろその時はホコリの臭いに圧倒されたのでした‥

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今は中身のなくなった空っぽの家具たちだけが残されています。

次はこの家具たちをどう処分しようかと、この半年余りなんとなく考えていました。

でも今回、よく見てみると、どの家具にもうっすらとヘンなシミがついているように見えます‥

カビでした。

家具という家具の表面に気持ちの悪い模様のような跡があります‥!

まだ臭いを放つほどではないようですが、このまま放っておけば時間の問題です。

    

前は家中の服や布団、カーペットや本が湿気を吸ったり吐いたりしていたのでしょう。

それで空家になってから1年半が過ぎていてもホコリの汚れですみました。

でも今回はその約半年後で、カビです。

もしかしたら、あの処分は間違いだったかな‥

暗い応接間の愛着のあるソファを見て後悔がこころをかすめます‥

ひとまず空気を入れ替えようと窓に近寄ったとき、ガラスが破られていることに気がつきました。

雨戸で外からはわかりません。

クレセント錠のまわりのガラスが丸く切られています。

でも、家の中に賊が侵入した跡はありません。

きっと家具だけで中身は空っぽだとすぐに気がついたのでしょう。

家中整理をした後だったので侵入されることはなかったのです。

  

これをみて、やはり処分してよかったと思えました。

実家が賊に踏み荒らされ、あらゆるものが散乱した様子は想像でも耐えられません。

処分が少し遅かったら‥

今回の「カビ」も同じことかもしれません。

あらためて空家の管理をどうするか早急に考えなければと思いながら帰京したのでした。

  

  

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でもこれで決心がつきました。

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