数カ月前から徐々に調子が悪くなっていたウチのドラム式洗濯機。
とうとう修理をお願いすることにしました。
前に修理依頼をしたメーカーの窓口に再度かけ直します。
担当の女性はとても丁寧で親切でした。
１カ月ほど前に修理をお願いしたところ、コンセントを抜き差しするように言われまして。一時良くなったのですがまた調子が悪いんです。
お買い上げ日はいつになりますか？…昨年の８月ですね。有料の修理となってしまいますがよろしいですか？
購入した電気屋さんの保証プランに入っているので大丈夫かと…
そうしますと購入店様の窓口からのお申込みとなります。
お手数ですがそちらへおかけ直しいただけますでしょうか。
知りませんでした、そういう仕組みなんですね。
気を取り直して購入店へかけ直します。
ドラム式洗濯機が乾かなくなって、フィルターにゴミも溜まらなくなってしまったので修理をお願いしたいのですが。
長期保証にご加入ですね？
保証番号を教えていただけますか？
手元に用意しておいたレシートに記載されている番号を言います。
すぐに確認してもらえて、その日中に担当者から連絡が入るという事でした。
夕方に連絡が入り、次の休日には来ていただけることになりました。
担当の方はベテラン風の男性で、対応はとても感じが良く信頼できそうです。
来訪の時間は前日に連絡すると言われたので、仕事で出られなければショートメッセージに入れてもらうようお願いして電話を切りました。
休日前の昨日、仕事が終わり着信を確認しましたが連絡は入っていません。
少し不安に思いながら最寄り駅まで歩いていると電話が鳴りました。
終業後くらいの時間を見計らって連絡してくださったようでした。
この洗濯機はかなりの重量があり、作業は２人でとなるそうです。
明日11時ごろ、前の作業の影響で前後することも有るという事で電話を切りました。
最近体調が低迷している私。
当日は10時開店の大好きなパン屋さんへ行くぞ！と気力を絞り出して何とか10時前に起きました。
散歩がてらパンを調達してマンションに戻ると少し元気が出てきました。
11時過ぎにインターフォンが鳴ります。
狭い洗面室に大柄な男性が２人、立っているだけでキツキツです（笑）
窮屈で申し訳ないので浴室のドアも開けて、なんとか空間を確保しました。
現状を伝えると、洗濯機の電源を入れて数回動かしてみて症状を確認します。
中のフィルターを掃除するワイパーの役目をしている部品が故障して、中にゴミが溜まっているようです。
その交換と、あと乾燥装置も見てみますね。
修理が始まりました。
重たい洗濯機を洗面室に出しての作業です。
邪魔にならないよう「用事があれば声をかけてください」と言ってダイニングに引っ込みました。
と言ってもドア１枚隔ててすぐダイニングです。
時折りお２人の話し声も聞こえてきます。
そこへ担当の方の携帯が鳴り、会社の方と話す声が聞こえます。
‥その時間しかムリという事ですか‥
ちょっと私も家族に相談してみないと‥
逆に日曜だとその時間なんですね‥
それも家族に聞いてみてからですね、すみませんが‥
忙しい顧客の対応は時間外になることも有るようですね。
それにしても、時代が変わったな～と感じます。
時間の調整で「家族に相談してみないと」と会社に言える時代になったんですね！
昭和生まれ、高度経済成長、バブル期と日本が脇目もふらず働くことを良しとした時代。
「24時間戦えますか」とギラギラしていたのはすっかり過去になりました。
失われた何十年かの間に失くさなければ良かったことも多いかもしれないけれど、失くしてよかったことも有るんじゃないかな‥と感じます。
この方に特別な事情があるかどうかは分かりません。
でも特に気負いなくサラッとあのように言えるのは良いことだな～と。
特に私なんぞは、家族を優先に大切にしている方を見ると素敵だな～と思ってしまいます。
１時間ほどすると修理は無事に終わりました。
内部乾燥フィルターブラシの交換と内部ダクトの清掃、プログラムのバージョンアップをしていただきました。
それに加えて、足の部分のゴムパッキン・洗剤ケース・配水ホースも新商品に採用されたものに交換していただけました。
これだけの点検・修理が無料だったのはとても助かります。
「長期保証に入っておいて本当に良かった！」実感です。
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