昨日ひさしぶりに、溜まってきた書きかけの下書きを整理していました。
その中に一つだけ、書き終えたけれど公開をためらって止めた文章が残っていました。
昨年11月1日に50投稿目を迎えた直後にあらわれた、お祝い気分とは正反対の戸惑うような心境をつづったものです。
読み返してみて、あの時の不思議な感覚を追体験しました。
そして今から思えばこの体験は、年末に書くことになった『配偶者の裏切り』シリーズに続いていく出来事だったのだと確信を持ちました。
今ならオモテに出してあげよう…そう思いました。
そして、2022年の今ならこの記事に付け加えたいと思うささやかな事柄とともに2本立てで。
「立春を境に新たな年が始まる」その前というこのタイミングで、再びこの記事を目にしたことに感謝しています。
ネガティブな思考に重力を感じることについて
久しぶりにムネ(こころ)の中に大きな暗~い穴が開いて落ちてしまいそうになりました。
前回、50投稿目ということで、これまでの全投稿を読み返した私。
初めのころの不慣れな記事に苦笑したり、恥ずかしい部分を直したり…
前半は主に実母(C子さん)について、徐々に配偶者とのこと、日常のことが増えていきます。
投稿者のサガで、一記事ごと細かく精査するように読んでしまうので、つい力が入ります。
数日にわたり結構長い時間をかけて没頭していました。
昨日はその熱量に当たったのでしょうか。
せっかくの休日なのに頭に何も浮かんでこないまま、ゆっくりとただ過ぎていってしまいました。
そして今日になって、いつもと同じ一日の始まりだったのに、何の前触れもなく突然目の前に異様な風景が現れ、頭の中が嵐のように混乱します。
結婚後、私のこころが傷ついたいくつもの出来事が隕石のように落ちてきて、その衝撃で忘れていたはずのこころの傷口から膿のような液体が流れだしました。
その膿をこころの洞穴が吸い込んでいきます。
口を開けた洞穴は黒く深い闇になって底が見えず、その流れは渦となりどんどん加速していきます。
私の意図とは関係なく、逃れられない重力に私自身が飲み込まれてしまうような恐怖を覚えました。
ここから落ちたらもう二度と出られない…
この渦に足を取られたら奈落に落ちてしまう…!
吸い込まれたくない!落ちたくない!と声にならない叫びが頭の中に響いていきます。
気がつくと両手を握りしめて、こめかみに響くほど歯を食いしばっていました。
どれくらいの時間そうしていたのか…
とても長いように感じましたが、実際は信じられないことに仕事の合間のほんの一瞬、何秒かの出来事でした。
なぜそんなときに…全く分かりません。
ただ困惑しました。
そして気持ちを落ち着かせようと化粧室に立ちました。
こころに流れた膿は消え、それでも洞穴は静かに暗い口を開けています。
私はあと一歩のところで飲み込まれずにすみました。
もう一度洞穴を振り返りそうになって、思い直し前を向きました。
その瞬間、目の前に明るい道が見えたのです。「前を向けばいいのだ」と声がしたように感じました。
化粧室から戻るころには全てが消えていました。
その時に、子供のころの体験やC子さんは全く現れなかったことに気がつきました。
「あれはもう終わったのだ」と私のこころが教えてくれました。
同時に配偶者にまつわる諸々が、私にとってどういう事なのかということも。
うやむやにしてはいけない。
私の人生を私自身が生きたいように生きていく…
必ず希望をかなえよう…!
そう思った時、私のこころが文字通り、本当にほんとうに軽くなったのでした。
「今が一番しあわせ」と声に出すこと
自分の家庭をもち、子ども達を授かり、毎日それなりに心配事や辛いこともあったけれど、私が折々にしてきたこと。それがこの「今が一番しあわせ」と声に出すことです。
これは意識してやっていたのではなく、結果的に続いていたというだけなのですが‥
シチュエーションは様々。本当に大きな節目になった出来事の時もありますが、多くはなんてことない日常の一コマです。
子育て中には子ども達の成長はもちろん、私自身の気づきなどについても。
美しい夜空や暖かい陽だまり、木々の紅葉など、こころに感じる何かがあった時など。
「あ~良かった」「あ~ステキ」と思った時、もちろんいつもではないけれど‥
「 今が一番しあわせ」 と言いたくなる時は口に出して言っていました。
上に書いたような訳のわからないネガティブな思考に陥って、そこからはい出した後には特にキラッキラな気持ちで。
「 あ~今が一番しあわせ!」
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