裁判所に離婚を認められてから早1カ月余り。
財産分与金の支払期限が迫ってきたころ、私の口座に振込が確認できました。
それと前後して、H弁護士の事務所から〝報酬金及び日当の請求〟が届きます。
絶妙なタイミング。
3年前H弁護士の事務所と『委任契約書』を取り交わしました。
そこには以下の内容が明記されていました。
《着手金》34万円(消費税・実費込)
調停が決裂し、裁判に移行した場合
《追加着手金》11万円(消費税込)
《報酬》
・離婚成立時:金44万円(消費税込)
・経済的利益(相手方から回収額)の11%(消費税込)
《日当》33,000円x日数分(消費税込)
今回の支払額は、着手金以外の総額です。
金額に大きく影響するのは、経済的利益(相手方から回収額)でしょう。
私の場合は裁判でも主張したように、家族のための貯蓄をスッカラカンにされています。
分与される原資のほとんどが退職金なのですが、それも当時期待した額には程遠いものでした。
しかも〝婚姻中の年月分に相当する金額〟だけを折半するのです。
財産分与というより私にとっても退職金と考えた方が納得できる金額でした。
とはいえ、そのお金が振り込まれなければ右から左に支払えるものではありません。
興味深かったのは、日当についてです。
〝ウェブ会議等の対応も可能であったことを考慮し〟何日かについて支払いを免除されました。
これは弁護士事務所によって対応は違ってくるかと思いますが、ありがたいことでした。
H弁護士には約3年間お世話になりました。
別居と同時に書面(H弁護士作成)で協議を申し入れるも拒絶され、調停に移行。
調停はすべて出頭し7回目に決裂、裁判に移行しました。
裁判は13回目にして漸く和解成立となりますが、私が出頭したのは尋問のときの1回だけで、他はH弁護士にお任せしていました。
お支払いは私にとって確かに間違いなく大金なのですが、満足と納得のできる支出となりました。

世の中に数多ある弁護士事務所、シロウトには敷居が高いイメージです。
でも、ほとんどの事務所のホームページに料金が掲載されているので、簡単に比較できます。
親しみやすいと感じる事務所の間にも違いはあるのですね。
H弁護士の事務所は他の事務所と比べても、いたって平均的なお値段でした。
ちなみに元相手方の事務所は、H弁護士のところの半分くらいでした。
H弁護士とはこのお支払いで最後のご連絡となりました。
月に100軒も抱える先生のお仕事の中の1軒ですが、私にとっては人生最大の節目です。
この3年間の道のりを絶大の信頼と安心感で乗り越えられたのは先生のおかげに他なりません。
無事に離婚が成立し、自分の人生をとり戻し生き方まで変えることができました。
本当に心から感謝してやみません。
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