【母が特養に入るまで】(6) 一人暮らしを続ける工夫~「お金」と「買い物」の管理

遠距離介護

初めて面談していただいてから数年は何事もなく過ぎました。

私は1~2か月に一度母に電話してお互いの近況を話し、面談に合わせて帰省しました。

面談の内容は初めての時と同様です。

その間に母は70代になりました。

体力や健康状態は全く変わりはありませんでした。

が今から思えば少しずつ母の様子は変化していました。

〈お金の管理

 帰省した折に母が、「最近は年金を下ろしに郵便局へ行っても自分でATMが操作できない」と言うのを聞いて驚きました。

理由を聞くと「老人性白内障で画面が眩しくてわからない」。

年金の引き出しはどうしているのか聞いてみると、

最寄りの小さな郵便局の職員の方が都度付き添ってくださるとか。本当に感謝です。

収入は年金のみで、毎回決まった金額しか引き出さないとはいえ通帳も見にくいようでは管理ができません。

今後はカードで出し入れしてもらい、通帳は私が管理することにしました。

でも今から思えばその頃既に『以前から当たり前にできていた』ATMの操作そのものをできなくなっていたのかもしれないと思います。

母自身も何かしらの不安を感じていたらしく

通帳や保険証書、実家の権利書など「一番大切なもの」について把握しておいてほしいと言われました。

「何かあった時困らないように」この際すべての貯蓄や保険の内容についても説明してもらい、

それらを入れたカバンの置き場所も把握しました。

私は一人っ子なのでデリケートなお金の話も母と私が納得すればそれでOKという利点もありました。

今から思えばこの段階で母の資産に当たる全てを知ることが出来たのは後々大変助かりました。

〈買い物の管理〉

高齢者にとって環境の変化は大きな負担になると聞きます。

私と母の不安:自転車での買い物が遠い

最寄りの小さなスーパーが閉店してしまったため、駅の反対側にある大きなスーパーまで自転車で15分かけて行かなくてはなりません。

昼間は眩しいので夕方にゆっくり時間をかけて行くけれど、最近駅前が開発工事であちこち掘り返されて、行くたびに様子が変わるとも言っていました。

母の一人暮らしは健康だからこそ成り立っているし、母が一人で暮らしているからこそ私達家族は自分達の生活を維持していけます。

万が一転んで骨折などという事にでもなれば、運が悪ければ入院、退院後もリハビリと母はもちろん私達もとても今の生活を続ける事など不可能す。

母もイヤでしょうが私にとっても絶対に怪我をしてもらっては困るのです。

できるだけ買い物の回数を減らせるよう母に生協と契約してもらう事にして帰省の折私が同席し手続きしました。

母は配達をしてくださる男性から注文の仕方を丁寧に教えてもらって配達の曜日と時間を決めました。

生協には高齢者の家へ配達する際、異変に気付いた時には連絡してもらえる制度もあります。

週に一度の配達は安否確認にもなるので一石二鳥でした。

一日時間を持て余している母は、カタログをみるのが楽しいようで、何より配達の優しいお兄さんと会うのが楽しみになったようでした。

こうして生活の不自由を解消しながら一人暮らしを続けていましたが、電話で話しているときに何度も同じ話をしたり、最近の出来事を思い出せなかったりが増えていきました。

  

  

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