『 R R R 』

映画

世界で大ブームを起こしている『RRR』を観てきました!

3時間越えの超大作にもかかわらず、全く長さを感じないめちゃくちゃパワフルな作品でした。

「とっくに観たよ!」という方も多いかもしれませんね。

日本では既に昨年の10月21日に公開されていたそうです。

こんなにロングランを続けているなんて、スゴくないですか⁈

  

イギリス植民地時代の英国領インド帝国が舞台です。

統治者である帝国総督スコットは、これでもかというくらい残酷で高慢で冷徹なんですが、その妻キャサリンがそれに輪をかけた悪魔みたいなヤツなんです。

帝国の支配に長い間苦しめられたインドには、実際に独立運動や民族運動の長い歴史があるそうです。

主人公の2人は、その中の英雄として今も人々の尊敬を集める実在の人物なのだとか。

実際には出会うことのなかったこの2人が、もし出会っていたら・・・という発想から生まれたフィクションです。

 

映画はそんな反英運動が各地で高まっている1920年ごろを描いています。 

帝国総督スコットが狩猟を楽しむため妻キャサリンとたくさんの供を連れて森林地帯の村を訪れます。

その村の少女マッリを気に入ったキャサリン。

わずかなコインを投げ、母親からマッリを無理やり引き離し、デリーの公邸に連れ帰ります。

それを知った主人公のビーム。

嘆き悲しむ母と村人たちの元にマッリを連れ戻すため、村の精鋭と共にデリーに潜伏します。

そのデリーにはもう1人の主人公、ある志を胸に秘めたインド人警察官のラーマがいました。

  

このラーマとビーム、ある事故をきっかけに出会い、お互いの素性を知ることなく友情と信頼を深めていきます。

しかし、マッリ奪還を目前にお互いの立場が対立していることを知るのです。

映画を観た当日はスゴイ混雑で写真を撮るのを忘れたので、改めて会社帰りに撮りました。上映中のタイミングだったのか人はまばらです。

映画はハチャメチャな格闘シーンや、アクションの数々、虎やヒョウなど猛獣の大集合に加えて、圧巻のダンスシーンで大盛り上がりです。

イギリス人貴族がビームに言います。「お前らインド人はダンスができない。」

するとラーマが言いました。「サルサやフラメンコはできない。だが〝ナートゥ〟はご存知か?」

  

このナートゥ(Naatu Naatu) の歌声と、素朴で底抜けに明るいパワフルなダンス。

ラーマとビームの息もピッタリと合って、観ているこちらもワクワクしてきます!

2人とも軽々とやっているように見えますが、ものすごい運動量でしょう。

このダンスシーンの撮影は、ロシア侵攻のわずか数カ月前にウクライナの首都キーウで行われたそうです。

映画には残酷なシーンも結構多く、観ていて辛い場面もありました。

それでも、それに耐え立ち向い続ける不屈の情熱や、人々の魂の底力を熱いパワーに変えていく場面展開にいつの間にか引き込まれていきます。

3時間は決して長くない時間でした。

  

少し前までバイオリズムが下がっていた私も「なにそれ~!」「そうはならんやろ~!」などと心の中でツッコミながら、笑い声が出ないよう必死でした。

少し元気が出ないな‥と感じている方ほどお勧めしたい、とても楽しい映画でした。

よかったら、ぜひ映画館へ足を運んでみてくださいね!

  

  

 

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