一人暮らしを始めて丁度半年です。
改めて見回すと、慎ましくも幸せな日々が送れるのもこの住まいのおかげとつくづく感じます。
新しい人生がスタートしたときは当面息子が居候することになっていました。
1DKの限られた空間です。
前の家から持ち込む品は替えの利かないものだけにして、生活しながら優先度の高いものから新調していこうと。
家具も家電も食器類さえイチから揃えていくのです。
不自由な反面、とても楽しいタスクでした。
好きなものに出会ったときがタイミング、新しい仲間として迎えていこうと決めたのです。
すると不思議なことに心が満たされるようなご縁に巡り合えるものなのですね。
苦労して探さなくても素敵な出会いは何度も訪れてくれました。
そうして集まったほとんどすべてのものが自分のために選んだ〝お気に入り〟です。
そんな中でも最近迎えたカップ&ソーサーが毎日幸せを運んでくれます。
近所のセレクトショップでたまたま出会って一目ぼれしました。
小ぶりなぽってりとしたデザインが何とも温かみがあって思わず手に取りました。
すると取手が持ち手の人差し指にピッタリと馴染んでとても持ちやすいのです。
これまでコーヒーカップの持ちやすさをあまり意識していませんでした。
親指も、支えている中指もコワいくらいフィットしてる~!
「持ちやすい」を超えて「持っていたい」と思うくらいの一体感。
これは是非お家に来ていただこうと決めました。
色はオフホワイト、黒もあってそれぞれの良さが拮抗しています。
お値段は決して高くありませんでしたが、予算の都合で迷いに迷って飴色だけ購入。
帰宅して早速コーヒーを淹れました。
唇が‥喜んでいる~!
口元にこれまたピッタリとフィットして思わず笑ってしまいました。
喜びの笑みです!
私は普段ず~~っとマグカップでコーヒーを飲んでいました。
半年ほど前に気に入っていたマグカップを割ってしまい、良い出会いを待っていたのです。
通っている美容院で出していただくコーヒーカップが素敵で、カップ&ソーサーも良いなと思っていたところでした。
改めてショップでもらった窯元のパンフを見てみます。
『出西窯』(しゅっさいがま)
出雲市の斐伊川の近くに工房があるそうです。
サイトも見てみました。
出西窯さんは窯主を持たず共同体で作られているのだそう。
工房は自由に見学ができ、登り窯も常時見学ができるそうです。
その中に「その器は唇に喜びがあるか?」という言葉があってビックリ!
正に私の唇が喜んでいたからです(笑)
器によって同じコーヒーが見事に美味しくなることを教えていただきました。
あまりに気に入ってしまい、後日心残りだった黒色を求めてショップに行きました。
が時すでに遅し、もう売り切れていました。
モノの値段はその価値をどう見るかで感じ方もそれぞれですよね。
私にとって身の回りに置きたいものは、作り手の想いが伝わる確かなもの。
そこに私にとっての本物という価値が感じられて、出会ったとき、購入するとき、そして実際に手にした時に何度も喜びを感じるのです。
先日、娘が旅行に誘ってくれました。
ポヨちゃん、また一緒に旅行行かない?
行きたいところあったら教えてよ
なんというグッドタイミングでしょう!
私はまだ出雲大社にも行ったことがありません。
これはもう出雲に行くしかありません。
神様が呼んでくれたかな?
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