華麗な経歴はかえって邪魔⁈ リタイアで肩書きをなくした人あるある

あれこれ

かつては静かで平和だった私の職場。

2年前にたった一人全く協調性のない人が入ってきたことでこんな結果を招くなんて・・・

Zさんと聞いてピンとくる方、ずいぶん前から読んでくださってありがとうございます。

配属された直後から様々なトラブルを巻き起こし、当の本人が一番不平不満を公にするなど考えられないような人物でした。

既存メンバー、特に管理者のストレスは計り知れず病気を抱えてしまった人も。

そのZさんが突然異動になったのを皮切りに、天敵だった上長の女性もチームの管理者トップのUさんまでも、相前後して退職されることになったのです。

折しも体制とシステムが変わる時期と重なり、新しい管理者、去っていく仲間…私達の職場は未だかつてない大激変にみまわれました。

市販のドレッシングが使いきれなくて。レシピを見て作るようになりました。

新しい体制にも慣れてきた最近、数人が同じような行動で目立ち始めました。

熟年の中でもリタイア組の男性に多い「オレはもっとデキる」アピール。

何かにつけてウンチクを垂れたり、知識の切れっ端をご披露せずにはいられないようです。

  

考えてみればこれは今に始まったことではありません。

周りや特に若い世代に対して何かと上から目線で話したがる様子は、以前から散見されました。

ただ彼らには協調性があるので、あまりに自己中心的だったZさんの影に隠れて気にならなかっただけです。

きょうはサラダの気分じゃない‥そんな日はこれ1本。この濃さと味が大好きです。

彼らの共通点は現役時代のご自分にとても誇りをお持ちだということ。

話の端々に過去の経歴や経験、会社名から出身大学まで散りばめてお話しされます。

ご自身の経歴をもってすれば周りの人間より〝当然格上〟という態度が透けて見えます。

  

実は今回の大改編を機に業務内容の知識を確認する少し難しめのテストがありました。

その結果をもって数人が管理者になったり、追試を受けた人も4割ほど。

自信家メンバーは意気揚々とテストを受け「時間が余った」と余裕を見せていましたが、結果は期待通りではなかったようです。

前々から公然と「我こそが管理者にふさわしき者なり」と名乗りを上げていた面々には今回お声がかかりませんでした。

娘が奄美大島に行ったそうでお土産を持ってきてくれました。鶏飯(ケイハンと読むのですね)とっても美味しかったです❤

携わる仕事の知識を身につけるのは当然のこと、今までの経験が生かされるのはその後です。

すぐにでも経歴を生かしたいなら大回りをしないで同種のお仕事に就く方が早道というもの。

自己評価が大変高いのに、見下すような環境で「正当な評価が得られない」と不満を抱えて働き続けるのはどうしてでしょうか?

  

現役時代が華々しかった人ほど「本当の自分は違うのだ!」と言いたくなる気持ちもわかります。

でも見栄を張るって、今の自分に自分自身がダメ出ししているようなもの。

持っている素晴らしいスキルや経験は、今生かせなくても無くなるわけではありません。

無理やり話しにねじ込まないで、普段はそんなそぶりも見せないのに何かの折に垣間見えたりする方が好印象だと思うんですけどね~。

パッケージがオシャレで素敵。黒糖はもちろんコンフィチュールも奄美大島産のたんかんで作られています。

私自身も偉そうに言えた義理ではありません。

若い頃から「こうなりたい、こう思われたい」という思いと実際の自分との乖離に満たされないものを抱えてきました。

憧れや夢が現実と混ざり合い〝身の程〟を自覚するまでは痛みが伴う半生でした。

でも別居を決めて人生の見方が変わり、やっと本来の我が身のあり方を見つけられたようです。

そして私の周りにも〝素の自分〟を受け入れて軽やかに生きる人達がいることに気がつきました。

 

〝肩書がない自分〟を楽しめない数名の中でも、古株の1人が特におしゃべり好きで‥

いつも絡まれる人達はその人を〝キョージュ〟と揶揄しています。

拝聴してもらっているのを知ってか知らずか自己満のおしゃべりが今日も続きます。

気の毒というか痛々しい‥

にしてもダラダラとウザい!

仕事中なのに、聞きたくない!

そう思ってふと、そのキョージュに某相手方の幻影が重なったような気がしました。

私のこの過剰な反応はそこから来ていたのかも‥

いや~~ お恥ずかしい。まだまだですな。

  

  

  

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