OJTの悲劇、再び。

あれこれ

先月から、断続的に短期の新人の方が入っています。

その度に研修やらOJTやらお手伝いすることが続いています。

覚えていただくことは同じでも、同じようにはならないのがカナシイところです。

経験者だったり、若かったり、呑み込みの早い方は大体同じようにいくものです。

モンダイはそうはいかない方々です。

  

そういう方たちは何故か個性的です。

というか、個性が前面に出てくるんですね。

性格的なことや思考パターンが独特だったりというように。

でも昨日の方はどちらでもありません。

アラ還くらいに見えるその方は、その年代の男性にたまに見かける横柄さはありません。

むしろ腰が低いと感じるほどに謙虚です。

新しいことを覚えようと意欲的です。

  

先週の新人研修のとき以来で、昨日はOJTをマンツーマンで担当しました。

おはようございます。

お会いするのは研修以来ですね。

OJTは今回が初めてですか?

おはようございます。

昨日が1回目のOJTでした。

今日はよろしくお願い致します。

たいていは1回目で基本の業務を覚えていただいて、2回目から実践での練習になっていきます。

上長からの指示も実践でと聞いていたので、早速始めることにします。

では今日は、マニュアルを見ながら実際の業務をご自身でやっていただきます。

私は一緒にいて何かあればお声かけしますのでご安心ください。

ありがとうございます。

実は1回目の日、帰る前に少しだけやったんですがややこしいことになっちゃって‥

ややこしいことと言えば・・・

この方が新人研修のときパソコンの調子が悪かったということがありました。

10人のうち、3人のパソコン画面の天地が暗くなってしまいしました。

半分くらいしか画面が使えなくて、操作しにくかったと思います。

原因はわからず、結局その日は最後までそれでなんとかするしかありませんでした。

そういえば研修のときはパソコンの調子が悪く、ご不便をおかけしました。

今日はそんなことないはずですから、頑張っていきましょう。

始めだけ一緒にやり、次から1人でやってもらってバックアップする予定でした。

ところが一人でやり始めた途端、その内容が滅多にないイレギュラーなパターンと分かりました。

何度もアドバイスして、なんとか乗りきります。

  

2件目は、確認事項がとても多くなり時間がかかりました。

3件目は、別件が繋がっていて新人さんには処理のしかたが複雑すぎました。

4件目は・・・

一日が終わってみれば、8割の仕事が何らかのイレギュラーなモンダイと繋がっていました。

どれも私がすぐに手を出さざるを得ないものです。

でもOJTなので私が処理することはできません。

あくまでもアドバイスをするしかないのです。

その都度通常のOJTより何倍も神経をすり減らしました。

  

あと数分で終業時間というとき、

実はワタシ、いつもこういうことになるんですよ。

滅多にないようなことを引いてしまうんです。

聞いてみれば、若いときから新しい仕事に就くとたいてい〝しょっぱな〟はバタバタするとか。

滅多にないできごとに翻弄されて、何が何やらわからないスタートというのを何度も経験していると。

どんなジンクス⁈

  

でも良い面もあります。

似たような局面になった時、わからないなりに「あ、アレかも?」と思えるのは大きいのです。

テンプレートの出来事ばかりでOJTが終わってしまった方は逆に不安を感じるそうです。

「変わったパターンも練習したかった」と。気持ち、わかります。

OJTのときで良かったですね!

一度でも経験していると予備知識ができますし。

わからないときは上長が助けてくれますから。

とはいうものの私自身も、勉強にはなったけれど本当にハードな1日でした。

頭もこころも、へとへとです。

やはり言わせていただきましょう。

たのむ、もうかんべんしてくださ~~~~い!

  

  

  

  

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