人との出会いで、道が開かれる。

あれこれ

今日は休日、久しぶりに一人でゆっくり過ごしました。

息子のボーはバイトの日です。

あと1年大学に通うことが決まってから約2カ月。

その間に、教科の単位は全て取得できていて残すは卒論のみということがわかりました。

これ、幸か不幸か就活に失敗していたから良かった(?)ものの・・・

よほどゼミの教授に嫌われたんですね。

ボー自身もその点は諦めているようで、来年こそはサッサと終わらせたいと言っています。

  

というわけで来年度は授業に出席することはなくなりました。

そういう場合、ボーの大学では授業料は半額になるそうです。

そのお金を自分でバイトして支払うから、もう1年大学に行かせてほしい。

その間ここに住まわせてほしいと頼まれたのです。

直面する人生の試練。~息子編~
初詣で引いたおみくじ。良くも悪くも当たるものですね。元日には思ってもみなかった展開となってしまいました。末吉を引いた息子のボーは、神社におみくじを結んで帰ったけれど、あのとき新年の祝いという気分ではなかったのです。

大学に納めるお金と、車の免許をとった時に貸したお金などを返すために、週5日働けるバイトを探していました。 

なかなか決まらない中、今月の始め、ようやくそのバイトを見つけて応募したボー。

面接のとき人事担当の方から「あんまり人と話したことなさそうだね」と言われたそうです。

ボー
ボー

一発で見抜かれたよ。

「そうなんです。それを克服したいと思っています。ぜひ採用してください!」

そう言ったよ。もう(千と千尋の)〝千〟ですよ。

ヨコの繋がりが苦手だったボー。

高校まで休み時間が一番苦痛だったと。

ボーの大学は本当に様々な人がいて「そんな自分でも居心地が良かったんだ。」

それでも大学生になって始めたバイトは、量販店の店員さん。

人と接すること自体がキライではなかったのです。

理想の自分と現実との乖離に、自信を無くし内側にこもっていたボー。

その間に家族の枠組みも壊れていく中で、自分と周りの姿を正面から見つめ直していたようです。

コミュニケーション能力が尊ばれる今、自分の就活に対する姿勢はどうだったのか。

その試行錯誤はまだ続いているのかもしれません。

  

それでも、バイトとはいえ面接であのように言えるようになったのかと思いました。

面接官に「人とかかわる仕事なので、すぐ克服できると思うよ」と言われたそうです。

ボー
ボー

その場で採用が決まってホッとしたよ。

なんか、私が質問に答えるたびに何故か受けてたなぁ。

「君は人を幸せな気分にさせるところがあるね」とか言われた。

どういう意味かよくわからないんだけど。

長い時間がかかりました。

やっとボーの良さが出せるフィールドが見つかったのかもしれません。

  

採用が決まってから仕事が始まるまで2週間ほど空きました。

きのう、単発で入ったバイトでは自販機の補充を初めて経験したそうです。

運転士さんと2人1組で都内の決められたエリアを回るのです。

商品の補充と空き缶の回収で8時間働いたそうです。

私が帰宅した時には、シャワーを浴びて脱力していました。

腕の力が入らず茶碗も重いと言いながらワシワシと生姜焼きを食べ、

ボー
ボー

私たち、もっと感謝しないとダメだな。

いろんな人に毎日ほんとにお世話になって生活できてるって実感するよ。

30代の運転士さんは坐骨神経痛をかばいながら仕事をしていて過酷すぎるとか、1日だけのバイトで助かったとか話してからすぐ寝てしまいました。

  

これからは平日週5日、8時間のオフィスワークが始まります。

社会とは、働くとは、体験して初めてわかることがこれからのボーをより成長させてくれると期待しています。

  

  

  

  

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