家庭内のトラブルで悩んだ事がある方なら、一度は考える『離婚』。
「離婚するべきかな」「まだやり直せるかな」という悩みであれば、まず人生相談的なカウンセリングが踏み出しやすいかもしれません。
当事者同士で話し合って解決したり前に進められれば、それ以上のことはないですよね。
でも残念ながら私の場合、結論はもう出ています。
たまたま息子の大学卒業・就職が来年なので時期をそこに合わせているだけです。
かつて私は「配偶者と信頼し合う関係でありたい」と思っていました。
大切な想いを感情に任せて台無しにしないように「ここだ」というタイミングを待ち、配偶者が心を閉ざさないような伝え方もしました。
それでも伝わらない、聞こうとしない27年間の末に、自分の意見に従わせようと簡単に別居を口にする人です。その重大性に気づきもしないで‥
仮に私自身が配偶者に対して離婚を提示したところで、話し合いどころか取り合わずに怒るのが関の山、時間と労力の無駄です。
そして私はもう配偶者と話をする気はないのです。
最初から弁護士の先生を立てることで私の決意を示すことにしました。
いままでどこにも相談したことがないのに、いきなり弁護士事務所のドアをノックしたのです。
私の相談は「離婚するべきかわからない」というものではなく、離婚を提示して「勝てそうか」「勝つためにはどうしたらよいか」を聞きたかったからです。
弁護士事務所を捜す‥これがなかなか大変です。
グーグル先生に『離婚相談 弁護士』と聞いてみました。
当たり前ですがものすごい情報量です。
大手の弁護士法人、個人事務所、女性弁護士の事務所など特色はあるのですが‥
たくさんありすぎて最初はどのホームページも同じような内容に感じます。
ひとまず気分を盛り上げようと、それぞれの事務所の『弁護士紹介』を見てみました。
あくまでも写真のイメージですが、先生方の自己紹介の文面から個性や人となりもにじみ出て参考になるものですね。
気分がほぐれた所で離婚に注力している度合いを見てみます。
『離婚相談』で検索してヒットしているのですから、当然どの事務所も『離婚』を掲げてはいます。
ひと口に『離婚』と言っても、浮気・DV・親権・熟年離婚‥そこに至る問題はさまざま。
事務所によっては離婚相談の内容に偏りがある場合もあります。
また、離婚とは関係のない別の分野を担当している弁護士さんの方が人数が多かったり、まだ若くて明らかに自分の子ども達に近い年齢層だったり‥
「双方が歩み寄ることが大切」という考え方もあれば「争ってでも相談者の利益を追求する」という考え方も‥
頼りたいな、相談してみたいなと思える事務所を探し当てることはなかなかできません。
庶民の離婚に向き合っていただけそうな、親しみやすさも重要な要素です。
そんなこんなで、いろいろ見ているうちに最初からピッタリの事務所を捜そうとするのではなく、間口の広そうなところにコンタクトをとってみることにしました。
もちろん、初回相談30分無料のところです。
その中でも私の目に留まったのはW事務所です。
先生方の雰囲気がいわゆる『お堅い弁護士の先生』という感じではなく、ラフな雰囲気でした。
配偶者は35年間営業畑一筋です。毎日毎日クライアントや取引先、上司や同僚と「激論をたたかわせ」る日々だったわけです。
そのうえ男尊女卑でモラハラ、若いときのモテ具合にはかなりの自信をお持ちです。
真面目一本やりの先生ではなく一筋縄ではいかない雰囲気のW事務所が合いそうだと感じました。
ただ離婚以外の分野が多い印象ではあり、離婚担当の方は若い男性です。
「相談だけで終わる方も多いです。お気軽に」とあり勇気をいただきました。
ホームページのお問い合わせフォームに、大まかなプロフィールと希望の相談内容を書いてメールします。
その日の夜に返事が来ていて、初回は電話相談になるので相談日時を決めたいという内容でした。
次に目に留まったのはDという事務所。
ホームページのなかにあった成功事例の中に「特別な原因もない離婚が認められた例」というものがありました。
DVや浮気といったような明らかな理由がないという例です。
いままで見た事例の中で、一番私のパターンに似ていて興味がわきました。
代表にあたる方は経験豊富な女性弁護士さん。
この方の方針であれば、私の立場や思いをわかっていただけそうな気がしました。
こちらにも、ホームページから相談希望のメールを送信。
数時間後には返信があり、zoomの面談予約を取ることになりました。
私は今とても前向きに自分の人生を変えようとしています。
でもつい先日も、自分の状況で離婚にもって行けるのか不安になったり弱気になったりしました。
そんな時は自分に問いかけます‥
「それなら、このまま死ぬまでイヤだイヤだと言いながら生きていくの?」
それこそ「イヤ!!」です。
このブログのコンセプト「人生を前向きに自分のこころを真ん中に」生きていこうと決めたのです。
そう決めた時、こころの隅々まで希望に満ちて、こころがスゥーッと軽くなりました。
「私には幸せになる権利がある」
そのことに気づいた幼かったころの私に、私自身で報いてあげたいのです。
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