オファーが来たのは本番の1週間ほど前の事です。
ツイッターにメッセージリクエストが入ったのですが、お恥ずかしいことに全く気づきませんでした。
実は私、フォロー中のタイムラインくらいしか見ることが無いんです。
次の日、ブログのアカウントに『番組企画協力のご相談』というメールが届いて初めて事の次第を知りました。
もちろん今までこのような経験は一度もありません。
このブログも来月で丸2年になりますが、ご存知の通り細々と続けています。
読んでいただいた事自体に驚いているほどです。
その日の夜、娘のポッペにメールのことを話して「断るつもり」と言うと
断るにしろ、話聞くだけ聞いてみたら?
こんな経験滅多にないんだし。
確かに。という事で、まず協力の可否を決める前にお話を伺いたい旨を返信。
すぐ返事があり、翌日電話でお話を伺うことになりました。
担当者の方は明るく丁寧な方で、私も質問に答えたりしてかれこれ1時間近く話したでしょうか。
返事は改めてと言って一旦電話を切りました。
でも正直に言います、ちょっと興味をもっていました。
とりあえずH弁護士に出演依頼が来ていることを報告、専門家の意見を聞きます。
「個人が特定できないように」「調停の内容も絶対にNG」などのあと
法律家としては「止めといた方がいいんじゃないですか」
‥くらいしか言えませんが。
ボクなら受けちゃいますけどね!
背中を押されました。
ちょっと怖いけれど、思い切ってチャレンジすることにしたのです。
その後は過去番組のURLを送ってもらったり、出演方法を打ち合わせたり。
何度かメールをやり取りして、2日前には大まかな台本もPDFで送ってもらいました。
台本の中には全体の流れと〝想定質問〟が10個余り。
改めてブログを読み直したりして、回答を手短な文章でまとめていきます。
子ども達は慎重で、きっと内心は心配していたでしょう。
とんちんかんな受け答えをするんじゃないか…
余計な事を言って後から後悔するんじゃないか…
思いもしない反応や質問に傷つくんじゃないか…
息子のボーは静かに言いました。
出ることにしたの?
そうなんだ。
娘のポッペは的確なアドバイスをくれました。
ポヨの言いたいことは、まず100パーわかってもらえないから。
それが大丈夫ならいいんじゃない?
実際に出てみて、台本通りには進まないんだな~というのが素直な感想です。
〝みんなで話し合う番組〟なので質問の内容もタイミングも予定とずいぶん違いました。
でも番組の性質上、だからこそダイナミックな話し合いになるのかもしれません。
自分でとっさに判断して話すことの方が多かったと思います。
でもその時に、あらかじめ考えていた〝想定の質問やその回答〟が役に立ちました。
出演者のどの意見も、俯瞰して見る気持ちで聞くことが出来たのは私自身大きな発見でした。
以前の私なら、もっと違う反応になっていたと感じることも有りました。
それらに気づけたことが、今回の出演で得た一番の収穫です。
本番が終わりzoomから退室して緊張から解放されると、無性にコーヒーが飲みたくなりました。
でも一番ほっとしているのはポッペとボーだったのかもしれません‥。
↓よろしければクリックお願いします <(_ _)>
コメント