これって、怖いこと⁈ ありえないよね⁈

あれこれ

きょう仕事から帰って来たときのことなんですけど‥。

いつものようにマンションの自動ドアを入って、郵便受けを確認しました。

私の部屋の郵便受けは下の方にあります。

しゃがむとスカートのすそが気になったり、パンツも膝の裏がしわになります。

それでいつも足は曲げずに腰を折って、最敬礼のような姿勢で郵便物を取り出します。

自然、視界は限られてしまいます。

自動ドアのセンサーが私のお尻を感知して、ドアが勝手に開いたり閉まったり。

これは、いつものことです。

イメージ画像です。実際はもっと小規模です。

郵便受けには1通の封書と、DMや広告が何枚か入っていました。

封書だけ持って不要な広告を壁際の〝広告入れ〟に入れます。

エレベーターホールに続くもう一つの自動ドアはオートロックになっています。

入口のドアと同じく透明な強化ガラスでてきたそのドア越しにエレベーターが見えます。

  

今どきのマンションならカードキーをかざすところですね。

でもここは築20年超、昔ながらのディンプルキーです。

リュックのポケットに手を入れて鍵を出しながら、エレベーターに電気がついているのを見ました。

誰かが下りたばかりなのかな。

でも誰ともすれちがっていないはずだけど‥

視界はさえぎられていても、すれ違えばドアが開く音や気配で分かります。

鍵を差し込んでオートロックを解除します。

すると、ガラスのドアが開く直前に数メートル先にあるエレベーターのドアが開きました。

誰もいないエレベーターホール。

狭いその空間に人はいないし、エレベーターから出てくる人もいません。

その状況にふと疑問を感じながらも、体は「開いているうちに乗ろう」と反応します。

エレベーターに乗り込むまでの数秒、

上の階でボタン押した人がいるのかな?

でも、それならドアは開かないで上に行くはず‥

開いたということは、降りる人か乗る人がいることになるよね?

降りた人はいなかった、乗る人も…私以外いない‥

いつも▲マークを押さないとドアはしまったままで乗れません。

それなのに、私がエレベーターホールに入る前にエレベーターのドアが開くってどういうこと?

乗り込んだエレベーターのドアを閉めながら、

〝カオナシ〟連れて入っちゃったりして。

そう思ったとたん、やっと「本当に変なのでは?」と気づいたのです。

エレベーターで上がっている間、箱の中には私一人。

なのにカオナシ的サムシングを連れてきたイメージが付きまといます。

やはりイメージ画像です。実際は1基しかなく、扉の上半分はガラスがはめ込まれています。

駅を出たときは小雨が降っていました。

買い物してスーパーを出ようとすると、さっきより少し雨つぶが大きくなっていました。

スーパーからマンションまで数分なのに、折りたたみ傘を出すのはシンドイと感じて少し濡れました。

考えてみれば、カオナシが来たときも雨降りだった・・・

(゚Д゚;)・゜・。

自分の部屋の前で一瞬考えました。

鍵を開けて、素早く身を滑り込ませます。

そんなことをしても、カオナシ的サムシングであればヌルっと入ってしまうでしょう。

  

と、ここまで想像して「‥なわけないじゃん!」とツッコミを入れました。

疲れてるんだ、きっと私。

もう今日は早く寝よう・・・

  

  

  

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