繁忙期に入ってそろそろ本格的に忙しくなるはずですが・・・
今年は短期の採用が順調に確保できたのか、今ひとつ実感がないままです。
しばらく新人研修のお手伝いをしていて、久しぶりに一日を通して通常業務をしました。
一日が終わってみれば残業をする程度の忙しさだったのです。
でも、忙中閑あり。
ちょうどお昼休憩から戻って１時間ほどポッカリと流れが止まりました。
普段なら、睡魔との激しいバトルが始まります。
どんなに抗おうと容赦なく襲い掛かる魔の手に、膝を屈しては這い上がるのです。
ところがこの日はまったくそんな気配がありませんでした。
状況はいつもと同じで、睡魔が来てもおかしくないはずです。
暖かいフロアでお腹は満たされ、仕事の流れが緩やかになり、電話もありません。
それでも眠気を感じなかった原因は〝怒り〟でした。
何がきっかけだったのかは覚えていません。
とにかく職場で最近あったイヤな出来事をふと思い出してしまったのです。
ソリの合わない人って誰にでもありますよね。
あの時、私にしては珍しくハッキリ言っちゃったな。
完全に向こうのブラックリストに載ってるな。
べつにそれでいいけど。
思い出したら何だかまた・・・
などと、再びイカっていたのです。
後悔などではありません。
むしろハッキリ言ってよかったとすら思っています。
今までの私なら苦手な相手にも合わせてしまってストレスを抱えていました。
現にもう溜まっていたから態度に出てしまったのでしょう。
こっちが距離を置こうとしてもズカズカ来るんだからしょうがないよね。
そういえば、ウチの近くのスーパーに買い物に来るって言ってたな～。
休日に会ったりしたらイヤだな。
などと余計なことまで考えていました。
そしてふと気がつくと魔の時間を乗り越えていたのです。
ミリも眠気を感じることなく午後の間延びした時間が終わりました。
「コレだ！」
浅はかでしょうが、これは使えるんではなかろうかと。
今度睡魔に襲われたら、意識的に思い出してみようと思っています（笑）
どうせ頭にくることがナシになるわけはないんです。
大切な時間とハートをどうしてもネガティブなことに占領されてしまいそうになったなら、こういう使い方もありなのかも？
「あ～～ムカつく！」
そんな出来事があったら怒りの炎を燃やし尽くす前に
「今度眠いとき思い出して見よ！」
ハリーポッターのロンが、ダンブルドアから遺品として送られる〝灯消しライター〟
私も魔法使いのように、怒りの炎を自在に操れるようになれたらカッコいいな‥などと年甲斐もなく思っている今日この頃です。
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